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帯農高生がジャガイモ授業 帯稲田小

高校生が作ったイモ団子をおいしそうに食べる児童たち

 帯広農業高校(二木浩志校長)の生徒たちは15日、帯広稲田小学校(伊賀真美校長)を訪れ、ジャガイモについての授業を行った。ジャガイモの基礎知識や収穫までの過程などを伝え、同高校で育てたジャガイモを使った料理を振る舞った。

 この日小学校を訪れたのは、農業科学科の1、2年生15人。小学3年生約80人に、パワーポイントを使ってジャガイモを植えてから消費者の手に届くまでを説明した。クイズも交えて収穫に使う機械や選別方法、イモの病気を学んだ児童たちは、「(高校の農場で)ジャガイモはどれくらい育てていますか」などと積極的に質問していた。

 授業の後、同高校で収穫したジャガイモ10キロ分を使った生徒手作りのイモ団子が提供された。児童たちは夢中になって食べ、お代わりをした児童も。圓子莉乃愛さん(9)は「知らなかった言葉を教えてもらった。イモ団子はとてもおいしかった」と笑顔を見せた。この日は「母子栄養改善」の研修の一環で、国際協力機構(JICA)の研修員10カ国12人が児童・生徒の様子を見学した。(細谷敦生)

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  • 高校生からジャガイモのことを学ぶ児童たち

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