美しい花、最後まで おびひろ菊まつり あす最終日
第50回おびひろ菊まつりは4日に最終日を迎える。最後まで美しい花を鑑賞してもらおうと、主催者側も懸命に世話している。
帯広市内のとかちプラザには、目玉の総合花壇をはじめ、赤や黄、紫など色とりどりの約1900株の菊が並ぶ。共催する帯広菊花同好会の会員らは、まつりの時期に花が見ごろを迎えるよう育ててきた。開幕後も水やりを欠かさず、手入れを続けている。
3日は天候に恵まれ、午前中から多くの家族連れらでにぎわった。夫の転勤で今年、約20年ぶりに帯広に戻ってきた児嶋雅美さん(42)は「菊まつりは子どものとき以来。見ていると、花にかける愛情が伝わってくる」と話していた。
4日は午前9時~午後4時。入場無料。(高田晃太郎)