ダイコン、ハクサイに長い列 帯広市内で「越冬野菜市」
地域の農業者が新鮮な野菜を販売する「越冬野菜市」が3日朝、帯広市内の都市農村交流センター「サラダ館」で開かれた。目当ての野菜を購入しようと、多くの人が足を運んだ。
6月中旬から10月まで、毎週日曜に開催した「おはよう朝市」の締めくくりのイベント。28回目となる恒例行事で、サラダ館指定管理者の北王コンサルタントが主催した。
朝市に参加する農家9戸が出店、漬物用の野菜を軽トラックなどに並べて格安で提供した。販売を開始した午前8時の帯広市内の気温は8・2度と冷え込んだが、開始前から来場者が列をつくった。
朝市に毎週訪れていた市内の白木憲昭さん(68)は30分前に来場し、ダイコン、ハクサイ、長ネギなどを購入。「毎年漬物にしている。今年もご飯のお供にしたい」と話していた。(川野遼介)