ふるさとPRフェスタに十勝の西部4町が出展
【東京】台東区内で19、20の両日開かれた「第4回ふるさとPRフェスタ」に、西十勝の4町(芽室、清水、新得、鹿追)が合同で出店。乳製品や農産物など、自慢の特産品を販売した。
十勝町村会(会長・高橋正夫本別町長)と、東京都の特別区長会による交流事業の一環。2020年度から5年間で本格実施する予定で、18年度から台東区と墨田区、町村会が先行して事業に取り組んでいる。
花川戸公園で行われたイベントには、台風19号の影響で急きょ取りやめた2自治体をのぞく、台東区の姉妹友好都市など19自治体がブースを出店。フルーツやスイーツ、海産物など各地の特産品が並んだ。ステージでは阿波踊りや太鼓など各地域のパフォーマンスも行われた。
今回初参加となった西十勝4町からは、合わせて40~50品を出品。ジビエの缶詰やジャガイモなどのほか、牛玉メンチカツやいも団子などの飲食ブースも盛況だった。NHKの朝ドラ「なつぞら」人気にちなみ、牛の乳搾り疑似体験コーナーも設けられ、家族連れらに人気だった。
芽室町から参加し、ゴボウにQRコードを利用したアンケートを貼るなど新たな試みに取り組んだ、西田昌樹企画財政課課長補佐は「来年以降は物を売るだけでなく、それぞれの町に人をつなげるようなプロモーション展開や仕掛けをしていきたい」と話していた。(植木康則)