しほろ牛400キロ1時間半で完売 収穫祭にぎわう
【士幌】「第20回しほろ収穫祭」(実行委主催)が20日午前10時から、士幌町農村運動公園特設会場で開かれた。町内外から約1万人(主催者発表)が詰め掛け、士幌の秋の味覚を心ゆくまで味わった。
「しほろ牛」ロースをその場で焼いてカットしたステーキには、販売開始前から約600人の列ができ、用意した400キロが1時間半で完売。恒例のジャンボ鍋では、ジャガイモやニンジンなどほぼ士幌産の食材をふんだんに使った1000人分の豚汁と、1200人分の汁粉が提供された。
ステージでは、士幌バトンメイツによるバトン演舞、農産物や牛乳の重量を当てるゲーム、特産品の当たるビンゴゲームで盛り上がった。帯広から家族10人で訪れた佐藤隆也さん(44)は「収穫祭には毎年来ている。肉や汁粉、うどんなど今年も旬のものを一通り食べていきます」と話していた。(小縣大輝)