歩道の劣化復旧へ アスファルト舗装に変更 十勝大橋
十勝大橋の整備計画検討委員会(委員長・齋藤大作帯広開発建設部次長)が10日、帯広第2地方合同庁舎で開かれた。老朽化が進む十勝大橋の歩道舗装について、アスファルト舗装を行うことを決めた。来年度以降、予算が付き次第着手する。
十勝大橋は1996年に建設。歩道舗装は御影石のパネルを採用している。経年劣化で全体的にひび割れが発生、部分的にパネルの沈下、抜け落ちが起きていた。一部は補修済みで、ただちに安全面に支障が出る状態ではないが、今後の対策として復旧方法を話し合う場を設けた。
外部の委員、帯開建から12人が参加。帯開建から老朽化の現状について説明があり、復旧方法としてアスファルト舗装が提案された。
舗装方法についても通常のアスファルト舗装、カラーアスファルト舗装、樹脂系すべり止め舗装があり、委員からは「長く使用するためにも、通常の舗装が妥当では」などの意見が挙がった。
意見をふまえ、補修箇所の違和感が少なく、最も施工費が安い通常のアスファルト舗装での復旧を決めた。(中島佑斗)