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中心部歩行量 過去10年で最低 帯商調査

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 帯広商工会議所(高橋勝坦会頭)は、帯広市内中心部の歩行者通行量調査の結果をまとめた。全18地点の平日・休日の合計は、前年比7・3%減の5万1704人で、過去10年で最低だった。帯広まちなか歩行者天国(ホコテン)開催中の休日の合計が9・1%減の2万8669人と落ち込んだ。

 調査は7月5日(平日)と同7日(休日)の午前9時~午後8時に実施。通行量は1時間単位で集計した。調査地点数は駅周辺(帯広駅東コンコース入り口など)、西2条(ふじもり前、共同ビル西側など)、広小路・8丁目線(藤丸南側、ポテチーノ南側など)、北の屋台東側など。

 7月7日のホコテンは、ヨサコイイベントを中心に藤丸南側で食のイベントを開催。周辺6地点の通行量は、午前11時~午後1時、2時までは前年実績を超える地点が多かったが、合間の時間や夕方以降は大幅に減少する傾向が見られた。6月から13回実施したホコテンの今年の来客総数は昨年を大きく上回っている。

 六花亭帯広本店などが並ぶ共同ビル西側(旧北洋ビル跡向かい)の通行量は、平日が19・7%増、休日は7・3%増といずれも昨年を上回った。NHK連続テレビ小説「なつぞら」の放映に伴い、六花亭の来店者が増えたことが影響したとみている。

 北の屋台東側は平日が19・5%減(1062人)。昨年は西1条を挟んで連なる十勝乃長屋が夏祭りイベントを開催したため、人出が急増。一昨年(17年、1040人)の水準と同じで、平年ベースに戻った。

 帯商は歩行者の減少について、「イベント(ホコテン)の集客が中心部全体の回遊につながっていない可能性がある」と指摘。「定点的な調査で天候や外的要因に影響される。減少が一時的なのか、継続的傾向なのか数年単位で見る必要がある」と話している。(佐藤いづみ)

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