小樽発の若鶏半身揚げ なると屋が帯広にオープン
道内で20店舗以上を展開し、若鶏半身揚げで知られる「小樽なると屋」(小樽市)が、道東初となる「帯広白樺通店」(帯広市西17南3)をオープンさせた。帯広では年内に、他に1店をオープンさせる予定。
同店は約60年前から小樽で親しまれる「若鶏時代なると本店」の、のれん分け店。なると屋を運営する「FOOD COLLECT」(小樽)は小樽、旭川など道内で展開し、帯広は23店目。
同社は道東方面の商圏拡大を狙い、昨年から市内の物件を探していた。白樺通店は23日にオープンしている。販売営業1部統括責任者の西澤彰祐さんが当面、店を統括する。
名物は国産若鶏の半身揚げ(980円)と、ざんぎ(5個、650円)。揚げ物類の定食なども提供する。平日のランチ(午前11時~午後2時)は定食メニューが割引になり、テークアウトも可能。
販売営業1部の藤野戸俊亮部長は「帯広には地元で愛される鶏料理店がある。われわれも多彩なメニューで幅広い年代の方々に支持してもらえる店をつくりたい」と話している。営業時間は午前11時~午後9時(ラストオーダー午後8時半)。電話0155・66・9970。
(本田龍之介)