巨大じゃがいもアート館 １９日オープン 芽室
世界中の子どもの作品が展示された館内と浅野代表
【芽室】世界中の子どもたちのアート作品が集まる「巨大じゃがいもアート館」（町東３ノ１）が１９日、今季のオープンを迎える。９月２３日まで。
帯広市出身の現代美術家浅野修さん（８２）＝神奈川県鎌倉市在住＝が代表を務める「ＮＰＯ十勝めむろ赤レンガ倉庫」のプロジェクト。かつて農産物を貯蔵していた築１００年の倉庫を活用している。
「カナガワビエンナーレ国際児童画展」の応募作を中心に約１３０カ国から２万点を集め、毎年入れ替えながら浅野さんの巨大ジャガイモアートと共に展示。国ごとに異なる独特の色彩感覚を持った絵画作品や、アフリカの貧しい子どもたちがごみを素材に作った人形などが目を引く。
浅野さんは「世界中の子どもたちの独創性と発想力は、私たち大人にもたくさんのことを伝えてくれるはず」とＰＲしている。
開館は午前１０時半～午後５時。月曜休館（祝日の場合は翌日）。（小寺泰介）
