千代田堰堤で食のイベント初開催 7日に池田
【池田】町内の若手商業者と農家の7人で組織する十勝いけだ屋(細川征史社長)は7日、千代田堰堤(えんてい)付近の斜面に立っている旧レストランの駐車場跡地(町千代田)で、「十勝いけだ屋市」と銘打った食のイベントを初開催する。
町内の農家で取れた新鮮なラディッシュ、キュウリ、ホウレンソウ、ズッキーニ、ブロッコリー、トマト、大豆などの野菜や豆類20種以上を販売。また、町内の野菜を使ったピザを主菜とする特製ワンプレート(1200円、限定60食)などを提供する。
飲食コーナーは町内外の飲食店6店舗が出店する。参加店は「THE YARD」「PIZZERIA飛行船」(以上帯広)、「toi」(音更)、「おかしの小松」「寿楽の息子」「Cafe&Life akao」(以上池田)。
いけだ屋メンバーで町内農家の吉田岳大さんは「自慢の新鮮野菜を使って千代田堰堤の活性化につながるイベントにしたい」と意気込む。同メンバーでakaoの赤松好子代表は「家族連れなど大勢の人たちに千代田堰堤の景観やおいしい食を楽しんでもらいたい」と話している。
同堰堤は、池田、音更、幕別の3町が連携して策定した「十勝川中流域かわまちづくり計画」が国土交通省のかわまちづくり支援制度に登録されるなど、観光拠点化が進められている。いけだ屋は、こうした動きをビジネスチャンスと捉え、今回のイベントを企画した。
当日は午前10時~午後3時。雨天決行。問い合わせは、十勝いけだ屋(015・572・2323)へ。(内形勝也)