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一流シェフ競演 十勝の食、ワインと楽しむ

シャンパンタワーで幕を開けるフードワインフェス(新井拓海撮影)

 「北海道十勝フード&ワインフェスティバル2019」(実行委主催)が25日午後5時から、帯広市内の北海道ホテルで開かれた。約250人が来場し、国内外の一流シェフによる十勝の食材を使った料理とワインに酔いしれた。

 食の祭典「ハワイ・フード&ワインフェスティバル」の北海道・十勝版。道とハワイ州の姉妹提携を契機に2017年に始まった。独創的な料理を通して十勝の食の優位性を発信する。

 開会セレモニーでは高橋勝坦大会長(帯広商工会議所会頭)が「北海道・十勝の食のブランドが発見されることを心から期待したい」とあいさつ。十勝総合振興局の三井真局長の発声で乾杯した。

 東京、札幌、ハワイ、地元十勝から、在日ベルギー大使館エグゼクティブシェフのサミュエル・アルベルト氏、中国料理の脇屋友詞氏ら10人を招聘(しょうへい)。シェフたちは十勝の生産者とともに自慢の一皿を供した。芽室ワインカウンティが発表した赤ワインなど道産ワイン約20種も用意、来場者はワイングラス片手に食事とのマリアージュを楽しんだ。

 異彩を放ったのがインターステラテクノロジズ(IST)創業者で、会員制レストラン「WAGYUMAFIA」(東京)を営業する堀江貴文さん。シェフとして参加し、神戸牛の牛骨でだしをとった「つけ麺」を披露した。堀江さんは「将来的には十勝にも店を構えたい」と話していた。

 帯広市内で料理サークルを主宰する伊豆倉優美さんと川田絹子さんは、「脇屋シェフの料理を楽しみに来た。広々とした庭でゆっくり食事を楽しめて満足」と話していた。(本田龍之介)

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