会長に日本協会の三井氏 国際PG連盟が発足 幕別
【幕別】統一ルールによるパークゴルフ(PG)の健全な普及に向け、国際PG連盟が15日、発足した。日本や韓国など7カ国が加盟し、会長には公益社団法人日本PG協会の三井巖会長が就いた。PGの国際組織の設立は初めて。
国際連盟は任意団体で、当面はPGのルールやコース、用具の基準の統一を図ることを主とする。国際基準は「3世代で楽しめる」というPGの原点に立ち、日本協会で定めたルールや基準を採用する。
十勝幕別温泉グランヴィリオホテルで開かれた設立総会には日本、韓国、デンマーク、ブラジルのPG関係者ら25人が出席。三井会長が「PGが世界各国の人に親しまれるようになってきた。世界のPGを愛する人々が同じテーブルに着くことで正しく普及していくと考えている」とあいさつ。副会長には大韓民国PG協会のイ・グンヨン氏が就任した。
規約を承認。事業計画では、PGのルールやコース、用具の統一化の促進、各国のPG普及状況の把握、各国への情報提供に取り組むことを決めた。国際連盟の事務所は幕別町に置く。
総会後の懇親会では、イ副会長の「国際PGのために」の音頭で乾杯し、関係者が統一ルールによるPGの普及・振興を誓った。
総会に参加した4カ国の他、米国、パラグアイ、スウェーデンが加盟を表明し、中国、台湾、アルゼンチン、ボリビアも参加予定。