元気よく駆ける 市内小学校で運動会 豊成小は50周年記念大会
帯広市内の多くの小学校で9日、運動会が行われた。この日は前日の曇り空から一転して天候に恵まれ、子どもたちは力いっぱい競技に臨んだ。
帯広豊成小学校(高原茂雄校長、児童751人)は今年開校50周年を迎えることから、記念大会として午前8時半に開会した。高原校長が「一生懸命な姿をお父さんお母さんに見せてあげてください」とあいさつ。児童たちは徒競走や大玉転がし、リレーなどで元気よくグラウンドを駆け回った。
午前の部の最後には「50周年記念メモリアルバルーンセレモニー」を実施。代表児童が「プロ野球選手になって記録をつくりたい」「小説家になって夢を届けたい」などと夢を語り、全校児童と教職員らが色とりどりの風船を飛ばした。10秒前からカウントダウンをして、約850個の風船が大空に放たれた。
十勝管内の小学校では5月25日から運動会が始まり、6月1日の32校をピークに、9日までに全ての学校で行われた。(細谷敦生)