多嶋3つの目標を設定 レバンガ北海道
【札幌】帯広出身でバスケットボールBリーグ1部(B1)のレバンガ北海道の多嶋朝飛主将(30)=大空小、帯大空中、北陸高、東海大出=が28日、札幌市内で記者会見を行い、在籍7シーズン目に突入した今季の活躍を誓った。
多嶋が今季に向けて三つの目標を自らに課した。(1)1試合平均2桁得点(2)外から積極的にシュートを打つ(3)体のケアを万全にする-。27日に今季の契約合意が発表され、これを受けた会見で、「自分を殺すのではなく、チームを生かせるようなプレーをしたい」と語った。
2018~19年シーズンの多嶋は51試合に出場し、1試合平均7・2得点をマークし、同5・0アシストはリーグ7位。シーズン中に指揮官が代わり、自らを犠牲にしながらチームのマッチングに時間を費やした。けがもあり、シーズン後半の欠場もあった。
主将としての責任も痛感している。今季のチームは10勝50敗で東地区最下位に沈んだ。4月のB1残留プレーオフでは横浜を下し、B1に踏みとどまった。強豪ひしめく東地区とあって「チャンピオンシップ出場よりも、上の目標を目指していくことが重要」と巻き返しのシーズンへ戦闘モードを高めた。
(有岡志信)