「なつぞら」飛行機を見学 JALが企業交流会
日本航空(JAL)の十勝地区企業交流会が21日、帯広空港ターミナルビルで開かれた。NHK連続テレビ小説「なつぞら」をデザインした特別塗装機などを見学した。
交流会は今年で6回目、空港での開催は初めて。JALの取引先企業や観光関係者ら21人が参加した。
整備士の坂口智也さんが機体について説明、大型機のボーイング777機では340トンの重量に対し燃料が140トンを占めることや、燃料は翼に注入されることを紹介した。
空港に到着した、広瀬すずさん演じるヒロインがデザインされた特別機をエプロンで見学。特別機は本州や九州方面で運航しており、帯広空港に到着したのは通算で4回目だった。2年前に完成した国際線ターミナルも視察した。
帯広観光コンベンション協会の松田里奈さん(26)は「(特別機を)初めて見たがとても感動した。これに乗って東京に行きたい」と話していた。
(川野遼介)