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旧岩松小解体でお別れ会企画 新得

旧岩松小学校お別れ会の参加を呼び掛ける卒業生。右が水本さん

 【新得】岩松小学校の閉校後、地域の集会場として活用してきた岩松福祉館(町屈足)が、老朽化の影響で今年度中に解体されることが決まった。同校卒業生が5月6日午前10時から、同所で「旧岩松小学校お別れ会」の開催を企画した。「思い出深い学びやを目に焼き付けよう」と、ゆかりある関係者に参加を呼び掛けている。

 岩松地域は、1910(明治43)年に幕別、御影などから開拓者の移住に始まった。13(大正2)年6月、掘っ立て小屋の仮校舎を建築し、私立家庭教育所として同校が創立。児童数12人でスタートした。39(昭和14)年から、岩松発電所と同ダム工事の建設に伴い児童数が急増。ピーク時には128人が在籍した。児童数が5人に減少した76年3月に、63年の歴史に幕を閉じ、屈足小学校に統合した。

 世話役代表としてお別れ会を企画したのは、63年卒47回生の水本敏政さん(68)=町屈足在住。校舎内の見学後、会場をくったり温泉レイク・インに移し、正午から昼食会を開く。校舎見学だけの参加もできる。

 参加費は3500円。申し込み締め切りは今月30日。水本さんは「校舎には児童の壁画や写真など懐かしいものも残っている。多くの参加を期待したいと話している。

 問い合わせと申し込みは、水本さん(090・1525・9626)へ。(佐々木健通信員)


◆詳しく知る
岩松福祉館(旧岩松小学校跡)の地図-Google地図

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  • 旧岩松小学校お別れ会の参加を呼び掛ける卒業生。右から2人目が水本さん

    旧岩松小学校お別れ会の参加を呼び掛ける卒業生。右から2人目が水本さん

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