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「億ション」も成約 帯広西3・9マンション

タワーマンションの完成模型の前で販売状況を説明する(左から)友野部長と笠原部長

 旧イトーヨーカドービルなどを含む帯広市西3・9周辺地区第一種市街地再開発事業のうち、高層分譲マンション「ザ・タワー帯広」の販売開始から2週間が経過した。販売を担う大手不動産2社によると、22日までの契約件数は40件で、準備中も含めると50件に上り、成約者の9割以上が十勝在住者ということが分かった。

 フージャースコーポレーション(東京)の友野珠江営業企画部長と、大京(東京)の笠原洋一北海道支店担当部長が22日、取材に応じた。

 同再開発事業者から19階・148戸の同マンションを取得、9日から1期分として、主に10階以上で価格帯が上のタイプ60戸分を販売している。

 成約者の年代は50、60代が最も多く、現在の居住地は帯広が70%、近隣3町が15%、それ以外の十勝管内が7%。残り7%は札幌などとなっている。購入額の平均は4000万円ほどで、「億ション」とも言われるタイプ(最上階・広さは通常の2戸分、約1億4000万円)も予定通り1戸売れた。

 笠原部長は「地元重視で営業を進めてきたが予想以上の売れ行き。来場に占める成約率が他都市に比べ5%以上も高い。十勝は農業を基軸に経済基盤が高いことを改めて実感した」と話した。

 再開発事業では商業棟のテナントも関心事。現段階ではフージャースのグループ企業が、健康フィットネス関連施設の計画などを公表しているのみ。友野部長は「再開発事業者が鋭意誘致を進めている」と説明した。

 2期分の販売は4月からで、目標は中下層階中心に30戸。友野部長は「2LDKで2000万円台後半で買えるタイプも2桁用意した。

 今後、入居前に契約者同士がコミュニケーションを図る場もつくる。地域イベントにも積極的に協賛し、貢献したい」とした。(佐藤いづみ)

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