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パクチー好きが集合 帯広で道内初の「ハウス」開催

パクチーを使った料理を囲み、笑顔がこぼれる参加者

 道内初となる「パクチーハウス」が27日、帯広市内の飲食店・蕎麦人(吉田武馬代表)で開かれた。パクチー好きの交流の場で、パクチーブームの火付け役の佐谷恭さん(43)=東京=も駆けつけた。約20人の参加者は、料理を囲み「パクチー愛」を存分に語り合った。

 佐谷さんは2008年、世界初のパクチー料理専門店(パクチーハウス東京)をオープン。パクチー好きの人が集う場をつくり、ファンから支持を集めた。昨年3月には店舗を閉店し、全国各地で交流イベントを開いている。

 吉田さんが昨年7月、「とかちイノベーションプログラム2018」に参加した際、講師の佐谷さんと意気投合。パクチーハウスの実現につなげた。

 この日は、天ぷらそば、サラダなど十勝産の食材も使ったパクチー料理10種類を提供。参加者は「追パク!」(おかわりのパクチー)を注文し、大いに盛り上がった。パクチー(8・9)にちなみ午後8時9分には全員で乾杯した。

 神奈川から駆けつけた荒川貴文さん(56)は「パクチーを介すると初対面の人とも会話が弾む」と笑顔。佐谷さんは「イベントのやり方次第で、いつもと違った店の姿になることを、来た人に感じてもらいたかった」と話していた。

 佐谷さんは27日の「十勝ドリームマップ会議」にも参加する。(本田龍之介)

関連写真

  • 終了後、参加者で記念撮影

    終了後、参加者で記念撮影

  • 「午後8時9分のパクチータイム」で乾杯する参加者と佐谷さん(左)

    「午後8時9分のパクチータイム」で乾杯する参加者と佐谷さん(左)

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