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最強寒気が到来 帯広、正午でも氷点下10・5度

氷点下13度を示すJR帯広駅前の気温計(8日午前9時10分ごろ、新井拓海撮影)

 北海道上空に観測史上最強の寒気が流れ込んだ8日、十勝地方は正午現在、上士幌町ぬかびら源泉郷で氷点下16度となるなど、19観測地点中、広尾(氷点下9・3度)を除く18地点で同10度を下回る記録的な寒さとなった。帯広は平年より7度低い同10・5度。9日はさらに冷え込み、帯広の予想最低気温は同23度で、陸別は同30度近くになる見込み。

 札幌管区気象台によると、8日午前9時に札幌の上空約1500メートルで、1957年の統計開始以来最も低い氷点下24・4度を観測した。

 同日正午時点までの帯広の最高気温は、午前0時1分に記録した氷点下7・3度で、その後気温は下降した。正午までの最高気温が最も低かったのは、ぬかびら源泉郷の同13・6度。最低気温は19地点中14地点で平年より高くなり、最も低かった陸別でも平年より0・1度高い同20・6度だった。

 帯広市内では日中、肌を刺すような寒さから身を守るため防寒対策をした市民が、白い息を吐きながら歩く姿が見られた。9日は最高気温も上がらず、帯広は同8度の予想。(池谷智仁)


◆十勝管内の気象データについて
気象庁のアメダス観測地点(十勝管内。気温、降水量など)-気象庁公式ホームページ

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