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幸せ願い福袋詰め作業 藤丸

袋詰め作業が進む藤丸の福袋(28日午前10時45分ごろ、新井拓海撮影)

 初売りの縁起物として根強いファンを持つ「福袋」。藤丸(藤本長章社長)では28日、人気の「縁起福袋」の袋詰め作業が行われた。

 価格1万円で3万円相当の品が入っているという。長年採用していた黄色の布袋から来年は大型紙袋に変更し、婦人雑貨や毛布、スポーツウエア、東急ハンズのミニ福袋など例年より3点多い14点を入れる。

 この日は午前10時から各階の担当者約10人が交代で商品をチェックし、1時間半ほど作業した。営業企画課の菊地研一課長は「(袋の変更は)業者が廃業したことが理由だが、長年定着していただけに少し寂しい感じもする。その分、中身をグレードアップした」と話す。

 藤丸の初売りは1月2日。縁起福袋80袋分の整理券はすでに完売したが、食品や婦人服など全館で約5000個の福袋を用意。他に、ログハウス(1500万円相当)を1棟限定で1190万円で提供するほか、3日には先着300個限定で十勝川温泉三余庵ペア宿泊券などが抽選で当たる夢福袋も実施する。

 イトーヨーカードー帯広店とイオン帯広店、長崎屋帯広店、MEGAドン・キホーテ西帯広店は元日から営業する。(佐藤いづみ)

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