クリスマス、歳暮、正月用品買い物にぎわう
今年も1週間余りとなり、3連休中日の23日、小売店はクリスマスや歳暮、正月用品を買い求める客でにぎわった。帯広商工会議所の年末全市連合大売出しも終了目前だが、10万円分の買い物券が当たる1等はまだ残っており、抽選に挑む客が訪れている。
帯広市内の百貨店藤丸では午前から、地下の食品売り場を中心に混み合った。藤丸によると、クリスマス用の食品を買い求める客が多いほか、「まとまった降雪があり、婦人靴の売れ行きが良い。アウトドア用品売り場も活発」という。
また、29、30日は年内最後の土日で正月用品の需要がいっそう高まる。藤丸では「26日以降は食品が売り上げの中心となる。しっかりと対応できるようにしたい」と話す。
247店が参加する全市連合大売出しは抽選券配布が24日で終了する。22日までの当選は3万9222本で、前年比81・5%にとどまっている。中でも、1等は30本用意しているが、まだ13本しか出ていない。
主催する帯広商工会議所は「連休初日の22日の抽選は思ったほど伸びなかった。残りのきょうとあす、クリスマス、年末商戦の盛り上がりを期待したい」(鈴木義尚事務局長)と話した。
参加店での買い物5000円につき本券1枚、1000円で補助券1枚がもらえ(特別参加店を除く)、本券1枚か補助券5枚でくじと交換できる。抽選は26日まで。藤丸やイオン帯広店など14カ所に抽選会場を設けている。(伊藤亮太、佐藤いづみ)