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中心部に和食処とカフェ 中札内・来年6月に併設店開店

来年6月のオープンに向け建設が進む和食料理店とカフェ施設(村大通南3)

おすやが「風の中庭」
 【中札内】村内で太陽光発電事業や化粧品販売などを手掛ける「おすや」(村東戸蔦、時安宏幸社長)は来年6月、村大通南3で、和食料理店とカフェを併設した施設を開店する。住民や観光客らが気軽に飲食や交流ができるコミュニティースペースも設置。場所は空き店舗が目立ち人通りの少ない中心部で、時安社長は「人の集う場をつくり地域活性化につなげたい」と話している。

 建設地は同社が取得した土地で、活用法について一時はアパートやケアハウスなどの経営も考えたが、最終的には「家族連れで食事ができるところを」と飲食店に行き着いた。

 施設名は「風の中庭」で、「新しい人の流れを作りたい」との思いを込めた。敷地面積は約1500平方メートルで、建物は木造平屋、床面積約280平方メートル。建物の後部に20台分の駐車場を作り、前側には芝や木などを植え景観にも配慮する。

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 和食店は「和食処 花もえぎ」で、村をイメージする花や農村地帯の緑色に由来。料理長には、8月まで帯広市内で日本料理店「味処しょうじ」を営んでいた東海林篤さん(39)=帯広=が就く。昼は丼や定食、夜は酒類も提供する。

 カフェは村内の二瓶真紀さん(39)が担当チーフを務め、テークアウトでコーヒーやお菓子を販売。店名は「MUGUET」(ミュゲ)でフランス語で村の花、スズランを意味する。

 施設は11月に着工し、来年5月に完成予定。時安社長は「人が集うことでさまざまなアイデアも生まれる。他にも周辺に店舗が増えて村が盛り上がれば」と期待し、開業に向け準備を進めている。(高津祐也)

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