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父の遺志継ぎ来年も 長女麻衣子さん大会長 7月14日に

来年の大会開催に向け準備を進める(右から)大会長の西麻衣子さんと山本さん

 【中札内】サイクリングをしながら十勝の食や景観を楽しむ「十勝中札内グルメフォンド」が来年は7月14日に開催される。第1回大会(2013年)から大会長としてイベントを主導してきた、故西惇夫さん(享年71)=キャピタルゼンリン相談役会長=に代わり、同社社長で長女の麻衣子さんが大会長を引き継ぐ。麻衣子さんは「楽しみにしている参加者も多い。父の遺志を引き次いで、十勝の魅力を発信したい」と準備を進めている。

故西さん主導「中札内グルメフォンド」
 十勝中札内グルメフォンドは、中札内農村休暇村フェーリエンドルフの元社長の西惇夫さんが発案。村内の農業・観光関係者や自転車愛好家で実行委を組織して初開催した。

 参加者は、休暇村を拠点に自転車で十勝の景観を楽しみながら、休憩所で地元食材を使った料理やスイーツを味わう。年々参加者も増え、6回目の今年は過去最多の約880人が参加。十勝を代表するサイクリングイベントとして定着しつつある。

 11月下旬には当初から大会を支えてきたプロロードレース選手の山本雅道さん(40)=神奈川県在住=が来勝。コースの視察や関係者へあいさつをして回った。

 山本さんは「こんなに大きなイベントになるとは思っていなかった」と振り返り、「車では通り過ぎてしまう場所も見て楽しむことができるのが自転車の魅力。走った後のバーベキューも豪華で楽しい」と魅力を語る。

 7回目となる来年は、前夜祭の13日が土曜日、大会翌日の15日が祝日の「海の日」と、3連休となっている。麻衣子さんは「大会を通じて十勝に滞在する人が増えることで、観光の盛り上がりにつながる。十勝全体を活性化させるイベントにしていきたい」と話している。

 参加申し込みは年明けに始める予定。(高津祐也)


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