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松月堂100周年大感謝祭 本別

100個を無料提供する「しふぉんけ~き」(左)と新商品「祝年ロール」(右)で大感謝祭をPRする佐藤社長

 【本別】創業100周年を迎えた町内の菓子店「松月堂」(北3、佐藤隆史社長)は10日、同店で大感謝祭を開く。午前9時の花火の合図とともに、人気商品「しふぉんけ~き」(定価780円)100個の無料提供を開始。400本を超える景品を用意した抽選会や記念の新商品「祝年ロール」の発売も。次の200年へ向けた節目の一日を演出する。

 同店は1917(大正6)年、神奈川県の菓子店で働いていた創業者佐藤竹次郎さんが開業。21歳でバトンを受けた隆史社長(37)は4代目。しふぉんけ~きは病床の父喜一郎さんからレシピを聞き取って継承した形見の逸品だ。

 今年は周年イベントとして、「100」に絡めた企画を実施。7月に同け~きハーフサイズを100円で100個、10月にはソフトクリームを2日間100円で販売した。今回は締めくくりの“お祭り”と位置付けている。

 フルサイズ(直径18センチ)の同け~きは1人1個限定。午前9時からの提供となるが、状況を見ながら整理券の発行も検討する。100円均一など、店内商品はいずれも格安に。ソフトクリーム100本分のスタンプ券(特賞)や商品券が当たるガラポン抽選会も考えた。

 この日発売する「祝年ロール」は、初代竹次郎さんのルーツ神奈川県をたどり、見つけた足柄産の抹茶を生地に使い、本別の黒豆きな粉を練り込んだクリームとコラボさせたロールケーキ。価格は検討中だが、当日は格安で販売する予定。

 佐藤社長は「地元に根差して営業してきた集大成。商工会青年部ら仲間の協力あってこその100周年で、今後200年続けられるよう願いを込めた。“超”がつく大赤字祭でもありますが」と話す。感謝祭に関する問い合わせは松月堂(0156・22・2560)へ。(木村仁根)

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