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ニンジンの収穫、出荷本格化 JAおとふけ

専用のハーベスターを使い、次々と土の中から掘り出されるニンジン(31日午前10時ごろ、音更町昭栄の畑で。新井拓海撮影)

 【音更】道内最大のニンジンの産地・音更町でニンジンの収穫作業が始まった。収穫されたニンジンは、JAおとふけ(笠井安弘組合長)の洗浄選別予冷施設(町音更西2線15)から全国各地に次々に出荷されている。

 町内のニンジン生産は、同JAと生産農家が契約し、JAが種まきと収穫を請け負っている。同JAによると、今年の作付面積は平年並みの423ヘクタール。契約生産農家は133戸。

 収穫は27日にスタート。31日には、町昭栄の約3ヘクタールの畑でニンジン専用のハーベスターを使い次々に収穫し、ただちに施設に運び込んだ。施設では約40人のスタッフが傷の有無などを目視で選別し、センサーで大きさごとに分けられた後、箱詰めされた。

 箱詰め後は鮮度を保つために、真空予冷機で冷やされ、主に本州方面に出荷されている。地産地消の観点から、町内の学校給食の食材としても使われる。

 作業は10月末まで続き、今年の出荷量は生食と加工用合わせて1万3000トン、販売目標は昨年度比約3億円増の14億円を見込む。

 6月上旬の降雨と日照不足で生育が心配されたが、同JAの宮村徳親青果課長は「奇形も少なく、平年並みの作柄になった」と話した。(鈴木裕之)

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  • 専用のハーベスターを使い、次々と土の中から掘り出されるニンジン(31日午前10時ごろ、音更町昭栄の畑で。新井拓海撮影)

    専用のハーベスターを使い、次々と土の中から掘り出されるニンジン(31日午前10時ごろ、音更町昭栄の畑で。新井拓海撮影)

  • 専用のハーベスターを使い、次々と土の中から掘り出されるニンジン(31日午前10時ごろ、音更町昭栄の畑で。新井拓海撮影)

    専用のハーベスターを使い、次々と土の中から掘り出されるニンジン(31日午前10時ごろ、音更町昭栄の畑で。新井拓海撮影)

  • 施設のスタッフによって、次々に選別されていくニンジン(31日午前9時40分ごろ、新井拓海撮影)

    施設のスタッフによって、次々に選別されていくニンジン(31日午前9時40分ごろ、新井拓海撮影)

  • 施設のスタッフによって、次々に選別されていくニンジン(31日午前9時40分ごろ、新井拓海撮影)

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