地元の先輩選手に技術学ぶ　明星小でスカイアースのサッカー教室　まちマイ四中編

2018/07/29 9:40

　まちマイ四中編の関連イベントとして２７日、将来のＪリーグ昇格を目指す「北海道十勝スカイアース」を招いたサッカー教室が帯広明星小のグラウンドで開かれた。帯広明星Ｈ・ＦＣに所属する小学１～６年２９人が、地元出身のプロ選手からサッカーがうまくなるコツを学んだ。

　スカイアースから松尾雄斗主将（２２）と中村吉克さん（３６）の帯広出身の２人が来訪。インサイドキックの基本練習では「かかとを前に押し出すように蹴り出して」とアドバイスを受け、コーンにぶつからないようにボールを真っすぐに蹴った。その後、ミニゲームも行った。

　明星小６年の池末翼主将（１１）は「学んだことを生かして全道に行きたい」、同６年の中村迅己君（１２）も「インサイドキックのパスなど参考になった。試合でもできるように練習を続けたい」と笑顔だった。

　指導した中村さんは「曲がっていたパスが真っすぐに蹴れるようになった。生まれ育った十勝で子どもたちとサッカーで交流でき恩返しができた」、松尾主将は「子どもたちからパワーをもらえた。子どもたちの目標であるよう、スカイアースも今後、負け無しで勝ち進みたい」と語った。（藤島諒司）

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　「帯広明星Ｈ・ＦＣ」は、明星、花園両小の児童２９人が所属するサッカー少年団。前身の明星サッカー少年団が１９８３年に発足し３６年目。花園と一緒になって１７年目を迎えた。

　発足時から指導する林原秀則監督は「元気に明るく楽しく伸び伸びとを大切に、これからも続けていきたい」と話している。