「北海道150年ウィーク」スタート 札幌でオープニングイベン
【札幌】「北海道150年ウィーク」が14日スタートし、オープニングイベントが札幌市内の道庁旧本庁舎(道庁赤れんが庁舎)前庭で開かれた。8月15日に「北海道」と命名されてから150年を迎えるのを祝い、同26日まで道内各地で各種記念事業を集中させていく。
北海道150年事業実行委の主催。オープニングイベントでは高橋はるみ知事が「食やアートなど200を超えるイベントが開催され、さまざまな思いを子どもたちや皆さんと共有し、思い出深いものにしたい」とあいさつ。開会宣言に続き、各事業を紹介した。
この日は北海道150年記念ポスト除幕式、事業の安全と成功を祈念してアイヌの儀式「カムイノミ」を執り行った。祝賀パフォーマンスでは「道警音楽隊コンサート&ドリル」「100人縄文太鼓」、北海道150年セッションなどでイベントを盛り上げた。
8月5日に北海道150年記念式典を札幌市内の道立総合体育センター(北海きたえーる)で開催する。実行委では産学やスポーツ団体・チームなどと連携し、今年1月から全道各地でさまざまな周辺イベントを展開している。(有岡志信)