肉のまち清水をアピール 9月16日に初イベント
【清水】肉のまちとして全道・全国に清水を発信する「十勝清水 肉・丼 まつり」が、今秋初めて開かれる。10日に役場庁舎で実行委員会(委員長・阿部一男町長)が発足し、有明公園(町南5ノ6)を会場に9月16日に開催することなどスケジュールを決めた。
清水町では、地元産の十勝若牛を使った「十勝清水牛玉ステーキ丼(牛玉丼)」が、新・ご当地グルメグランプリ北海道で3連覇して殿堂入り。十勝スロウフード(町御影、藤田惠社長)の「十勝牛とろ丼」も、日本最大級の野外フードフェスティバル「満腹博覧会(まんパク)」の人気グルメランキングで2年連続の総合1位に輝くなど、全国的に知名度が高い。
これらのご当地グルメを武器に、年々来場者が増えている「食」の元気まつりを発展・拡充。豚や鶏も含めた肉ざんまいのイベントを通し、豊かな農畜産物をPRしながら地域おこしを図る。
開催日は、日本記念日協会(東京)から今春の認定登録を受け、初めて記念日を迎える「牛(9)」「とろ(16)」の日に合わせた。時間は午前10時~午後2時。十勝清水牛玉ステーキ丼、牛とろ丼、十勝若牛ローストビーフ丼、豚丼など計6団体が出店を予定する肉丼ブースを設け、丼以外の肉メニュー提供や、肉製品の販売・発送受け付け、ふるさと納税のPRなどを実施する。ステージイベントや抽選会、子ども向け遊具の設置も計画中だ。
実行委員会は町と町観光協会、町商工会、町建設業協会、十勝毎日新聞社で構成。阿部町長は「清水の目玉イベントとして成長させていく」と話している。
(小寺泰介)