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来月から健康ポイント事業 上士幌

活動量計を手に参加を呼び掛ける小嶋さん

 【上士幌】町は健康機器大手「タニタ」(東京)と連携し、7月9日から「健康ポイント事業」を始める。歩数や健康教室への参加などに応じて、商品券などに交換可能なポイントが最大1万円分もらえる。健康への関心を高め、医療費抑制につなげたい考えだ。

 町民の健康づくりを後押ししようと、町は総合戦略に「生涯活躍のまち」を掲げ、特定健診無料化などの健康増進事業に取り組んでいる。今回もその一環で、町内のまちづくり会社「生涯活躍のまち かみしほろ」が事業を受託する。

 事業では、参加者に活動量計を貸し出し、歩数に応じてポイントを与える。400歩で1ポイントとなり、特定健診やがん検診、スポーツ教室、7月に開催される「かみしほろ塾」などに参加してもポイントがたまる。入会時には300ポイントがもらえる。

 町内4カ所には体組成計などを置いた計測スポットを開設。会員は血圧や体脂肪などを測り、活動量計のデータも含めて専用端末からタニタのインターネットサイトに送信し、推移をパソコンやスマートフォンから確認できる。

 1ポイント1円換算、500ポイント単位で景品に交換できる。町内の商店街で使える商品券(500ポイント)などがある。事業は来年2月28日までで、同3月1日から景品に交換できる。入会無料で18歳以上(高校生は除く)が対象。

 まちづくり会社の小嶋則之さんは「運動の成果が目に見えて分かり、それがポイントに換えられる。楽しみながら取り組めるので、積極的に参加してほしい」と呼び掛けている。

来月7日に説明会
 これに先立ち、7月7日に町内の生涯学習センター「わっか」で、事前説明会が開かれる。当日は計測機器の体験会も行う。参加無料。申し込みや問い合わせは同社(01564・7・7630)へ。

 道によると、道内179自治体のうち、市町村独自で同様の事業を行っているのは61自治体。十勝管内では中札内村も8月から、タニタと連携した健康ポイント事業を始める。
(安倍諒)

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