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18日プレオープン トマルカフェ鹿追 町産サツマイモなど魅力

サツマイモをはじめ地域の食材の魅力を発信する神田オーナー(右)と出口さん

 【鹿追】ふれあい農芸公園に隣接する町柏ケ丘2の空き家を再生し、鹿追産サツマイモなどをPRするカフェ兼宿「トマルカフェ鹿追」(神田縁オーナー)が完成し、6、7の両日に関係者を招いてお披露目された。18日にプレオープンする。

 神田さんは2011年に香川県から産業研修生として来町し、1年間の畑作研修を経験した。地域おこし協力隊員を経て15年に「神田かんしょ研究所」を立ち上げ、前例のない道東で本格的なサツマイモ栽培に挑戦した。今後はこのサツマイモを中心に、地場産の食材の魅力を発信していこうと、国の農山漁村振興交付金から750万円の助成を受けて起業に踏み切った。

 数十年空き家だった建物を改修した店舗は菓子工房も備え、1階にカウンターとテーブルで20席のほか、小上がり(キッズスペース)もある。2階には宿泊スペースを設けた。神田オーナーの友人で、帯広市内のホテルに勤務していた出口さと美さんが本格的な料理を提供。メニューはガレットランチ(1000円~)やシフォンケーキ(400円~)、コーヒー(500円)、自家製ジンジャーエール(550円)などで、グラノーラ、スープなどさまざまな料理にサツマイモを使う。神田オーナーは「鹿追のグリーンツーリズムを盛り上げる一助を担いたい。人が集える場所を提供する」と話している。

 本オープンは24日。営業時間は午前11時~午後5時、月曜定休。宿泊は1泊1万2000円から。問い合わせは神田オーナー(080・3805・6830)へ。(大井基寛通信員)


◆トマルカフェ鹿追について
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  • 開店前にメニューをお披露目して関係者が集まった

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  • サツマイモを始め地域の食材の魅力を発信する(右から)神田オーナーと出口さん

    サツマイモを始め地域の食材の魅力を発信する(右から)神田オーナーと出口さん

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