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フランスから種雄馬導入 十勝牧場

フランスから導入された(左から)エラン・ド・ネスクとファビュルー

 【音更】家畜改良センター十勝牧場(町駒場、桜井保場長)は6日、フランスから6年ぶりに導入した農用馬の種雄馬2頭を関係者に公開した。9日から精液の販売を始める予定で、十勝の馬生産を下支えする。

 ブルトン種のファビュルー(3歳、体重870キロ)、ペルシュロン種のエラン・ド・ネスク(4歳、855キロ)。日本馬事協会(東京)が昨年夏に購入し、11月に空路で十勝牧場に到着した。検疫と調教が終わったことから公開した。

 十勝牧場は国内で唯一、農用馬の改良、増殖を行う機関。約200頭を飼育し、種雄馬は7頭いる。十勝は国内有数の農用馬の産地で、多くが十勝牧場の種雄馬を活用している。近親交配による繁殖障害を避けるため、定期的に海外から種雄馬を導入している。

 精液販売のほか、今回導入した馬の子どもを、種雄馬として2021年から農家に貸し付ける。

 桜井場長(58)は「農用馬は、ばんえい競馬でも活躍している。馬産の力強い発展の支えになれば」と話している。
(伊藤亮太)

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