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池田コミバス 車内モニターで防犯を呼び掛け

コミバスに設置されたモニターを確認する古後社長(右)。振り込め詐欺防止を呼び掛ける動画などを流す

 【池田】ワインタクシー(古後仁裕社長)は22日、町内で運行するコミュニティバスに防犯・防災関連の動画を流す車内モニターを設置、Wi-Fi(ワイファイ、公衆無線LAN)の無料サービスも始めた。動画には今後、町内の観光情報や地元商工業者のPRなども追加する。

 コミバス(愛称・あいバス、定員12人)は平日に1日・8便、約1時間かけて市街地と利別を循環している。モニターは11・1インチで天井に取り付けるフリップダウン方式。動画は運転席そばのタブレットで操作して流す。

 動画は池田署と池田消防署が提供。特殊詐欺被害の防止や、住宅用火災報知機の設置・電池交換を呼び掛ける内容となっている。今後、十勝ワインや商店街情報も提供し、観光や地域経済にも役立てたい考え。タブレット端末にしたことで、随時内容を変えることができ、将来的には災害速報も可能とする。

 11月に先行して始めた小型タクシー3台へのワイファイと観光動画、10カ国語翻訳機能を搭載したタブレット(10・5インチ)設置と合わせて、事業費は約50万円。同社が負担した。

 古後社長は「お客さんは高齢者が多いので、詐欺の手口を少しでも気に留めてもらいたい。安心して住める町になれば」と話している。(関坂典生)

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  • コミバスに設置されたモニターを説明する古後社長(右)。振り込め詐欺防止を呼び掛ける動画などを流す

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