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13日ケア・カフェ 帯大谷短大生が介護劇披露

前列は介護劇を発表する帯広大谷短大生。後列は実行委員。右端は小林講師、左端は武田実行委員長

 【音更】町内の医療・介護・福祉に携わる関係者が意見を交換する第4回「ケア・カフェinおとふけ」(実行委員会主催)が13日午後6時半から同8時まで、帯広大谷短期大学で開かれる。同短大社会福祉科介護福祉専攻の学生が介護をテーマにした寸劇を披露し、介護職のやりがいや喜びをアピールする。

 ケア・カフェは3月23日に、介護老人保健施設あんじゅ音更で初開催。6月に町社会福祉協議会が入居する町総合福祉センター、9月に社会福祉法人柏寿協会と、実行委員の職場で持ち回りで開催している。

 同短大介護福祉専攻の講師小林聖恵さんが実行委のメンバーで、「将来、介護・福祉の現場を担う短大生にも参加してもらういい機会」(実行委)として、短大での開催を決めた。

 当日のテーマは「私たちの未来にハッスル発する!」。これまでと同様グループセッションを、メンバーを代えて2回行う。

 介護劇は、ミニ講座としてセッションの前に開催。タイトルは「介護の未来は明るい7K(感謝、感激、感動、希望、期待、可能性、研究開発)」。職場実習での体験を基に、介護を通じた高齢者との心の触れ合いをテーマにしたオリジナルの脚本。

 2年生6人が担当。渡沙耶加さん(19)は「実習で感じた介護の仕事の良さをアピールしたい」と意気込む。来春、あんじゅ音更に就職が決まった伊東佑真(ゆうま)さん(20)は「参加する皆さんとの交流を通じて、学生の立場で感じている介護職の良さを確認し、視野を広げたい」と話す。

 当日は同専攻の2年生全員(20人)と1年生10人ほどがケア・カフェに参加予定。講師の小林さんは「社会人の参加者は学生にとって身近な目標。意見交換を通じて、介護の具体的なニーズや介護職の役割について考えるきっかけにしてほしい」と期待を寄せる。

 武田克仁実行委員長は「介護人材を養成する大谷短大の存在は音更の強み。学生が将来に明るい希望を持てるようなケア・カフェにしたい」と話している。(鈴木裕之)

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