糠平34センチ 除雪車出番 帯広19センチ、事故も多発
傘を差しながら通勤する市民(5日午前8時半ごろ、帯広市西7南7。塩原真撮影)
北海道の南にある低気圧の影響で、十勝地方は4日午後から5日にかけてまとまった雪が降った。4日の降り始めから5日正午までの降雪量は上士幌町ぬかびら源泉郷で34センチ、陸別24センチ、中札内村上札内23センチなど管内全地点で10センチ以上の降雪を観測。帯広は19センチ。
十勝地方の雪のピークは5日明け方から朝で、午後6時までに、多い所で10センチの降雪を予測。帯広測候所は同日午前10時すぎ、十勝北部に大雪注意報となだれ注意報を発表した。
市内国道では5日午前2時ごろから、38号、236号、241号の3路線で除雪作業を実施。帯広開発建設部帯広道路事務所によると、除雪グレーダーなど計20台が出動した。
市道を管理する帯広市道路維持課は、目安となる降雪量10~15センチを観測し、今シーズン初めて除雪車を稼働させる。昼前の交通渋滞なども考慮し、市内の生活道路は5日午後7時から、幹線と歩道については同8時から作業を始める。6日朝まで行う予定。
雪の影響などによる事故も相次ぎ、5日未明から午前11時までの帯広署管内で人身事故2件(いずれも軽症)、物損事故18件が発生。池田、本別、新得署管内では計11件の物損事故があった。(折原徹也)
関連写真
十勝でまとまった雪降る 2
まとまった降雪により除雪車が出動した帯広市内(5日午前9時20分ごろ、国道38号線で。塩原真撮影)
まとまった降雪により除雪車が出動した帯広市内(5日午前9時20分ごろ、国道38号線で。塩原真撮影)
まとまった降雪により除雪車が出動した帯広市内(5日午前9時20分ごろ、国道38号線で。塩原真撮影)
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十勝でまとまった雪降る 7
十勝でまとまった雪降る 8
傘を差しながら通勤する市民(5日午前8時半ごろ、帯広市西7南7。塩原真撮影)
十勝でまとまった雪降る 10
傘を差しながら通勤する市民(5日午前8時半ごろ、帯広市西7南7。塩原真撮影)
降りしきる雪に傘を差して勤務先へ急ぐ市民(5日午前8時20分すぎ、帯広市西6南7)
降りしきる雪に傘を差して勤務先へ急ぐ市民(5日午前8時20分すぎ、帯広市西6南7)