高校生にデートDV防止呼び掛け ソロプチおとふけ
【音更】国際ソロプチミストおとふけ(棟方惠理子会長)は9日、音更高校(鈴木淳校長、生徒459人)で、デートDV(交際中の若いカップルの間で起こる暴力)防止の啓発活動を行った。
所属する北日本リジョンの国際統一行動に合わせた取り組み。棟方会長や北村和子プログラム委員長ら会員5人が同校を訪れた。
生徒会(鈴木茉穂会長)の役員6人が参加。北村委員長が「デートDVをなくすための思いを自由に書いて」と語り掛け、生徒は配られた台紙に「束縛禁止」「お互いを大切にする心」「みんな対等 暴力だめ」など思い思いのメッセージを書き込んだ。
棟方会長は「自分を大切にすれば相手も大切にできる。すてきな大人になってください」と呼び掛け、鈴木会長は「きょうのことは周りの友達にも伝えていきたい」と感謝の言葉を述べた。
啓発活動には、男女共同参画社会の推進に取り組む町が生徒向けに啓発資料を提供して協力した。(鈴木裕之)