片岡護シェフが藤丸で料理教室 イタリア展７日まで
片岡さん（左）の作った出来たてのスパゲティを食べる参加者
藤丸７階催事場で開催中の「第１回イタリア展」（７日まで）で４日、「リストランテ アラポルト」（東京）のオーナーシェフ片岡護さんによる料理教室が開かれた。２種類のスパゲティの作り方を実演し、完成品を試食した参加者はプロの味に舌鼓を打った。
片岡さんはイタリア・ミラノで修業した後、開店。テレビ出演や料理本の出版も多数ある。この日は午前と午後の２回開催し、いずれも定員３０人を超え、立ち見客が出るほど盛況だった。
片岡さんは「帆立貝とキノコのスパゲティ」と「葉玉ねぎのスパゲティ」を紹介し、「パスタのゆで時間は表示より短めに」などとアドバイスした。参加者はメモを取りながら熱心に聞き、「パスタの太さとソースの相性は」など質問していた。
帯広市内の伊豆倉優美さんは「間近でプロの技を見られて感激」と満足げ。片岡さんは初めての来帯に「十勝の人は料理への関心が高く、ありがたい」と話していた。
（長谷川正人）
