十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

浦幌にハクチョウ飛来 珍しいコハクチョウの姿も

デントコーン畑に飛来した白鳥の群れ(13日浦幌町養老で)

 【浦幌】朝晩の冷え込みが進む中、「冬の使者」とも言われるハクチョウの飛来が十勝地方で始まっている。

 浦幌町養老の飼料用トウモロコシ畑では、オオハクチョウ数百羽が飛来。刈り込みが終わった地面をつつき、落ちているトウモロコシを食べている。集団の中にはコハクチョウも混じっているのが確認できた。

 オオハクチョウは冬鳥としてロシア極東から十勝地方に飛来。大部分は本州まで南下するが、一部は十勝川や帯広川で越冬する。コハクチョウは日本海側を渡りのコースとしており、道東の飛来は少ない。十勝に飛来したハクチョウはトウモロコシの他にも、秋まき小麦の新芽などを食べ栄養を蓄える。

 音更町在住の自然ガイド中村達嗣さんによると「11日には豊頃町豊岡でも十勝では珍しいコハクチョウ数羽を確認した」と話す。ハクチョウは畑が雪で覆われるころまでには本州に旅立っていく。(塩原真)

関連写真

  • デントコーン畑に飛来した白鳥の群れ(13日浦幌町養老で)

    デントコーン畑に飛来した白鳥の群れ(13日浦幌町養老で)

  • 浦幌にハクチョウ飛来 珍しいコハクチョウの姿も 3

    浦幌にハクチョウ飛来 珍しいコハクチョウの姿も 3

  • デントコーン畑に飛来した白鳥の群れ(13日浦幌町養老で)

    デントコーン畑に飛来した白鳥の群れ(13日浦幌町養老で)

  • 浦幌にハクチョウ飛来 珍しいコハクチョウの姿も 5

    浦幌にハクチョウ飛来 珍しいコハクチョウの姿も 5

更新情報

及川慎二がパワーリフティング道最高記録750キロ達成、治療院の支えで驚異の復活

紙面イメージ

紙面イメージ

5.4(土)の紙面

ダウンロード一括(47MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME