カナダ訪問の生徒4人が体験報告 広尾
【広尾】カナダ・ブルックス市のコンポジット高校を訪問した広尾高校(皆添英二校長、生徒131人)の生徒4人が11日、町役場を訪れ、村瀬優町長、笹原博教育長に体験を報告した。
両校は1995年から生徒の交流を続けている。今回は9月23日から10月2日まで、現地の生徒宅にホームステイした。費用は町などが一部補助した。
訪問したのは、英会話や作文などで選ばれた2年の久野雄太さん、飯田沙也茄さん、1年の阿部零さん、梅田夏実さん。生徒たちは「国も景色も人柄もスケールの大きさを感じた」「アイスホッケーの試合を観て、感動した」「カナダから広尾に来る場合は補助がないと聞き、町への感謝の気持ちを改めて持った」などと話した。
村瀬町長は「他のみんなが行きたくなるように体験を語ってほしい。これからの高校を引っ張っていって」と激励した。
生徒は12月に校内で予定する報告会で、経験や交流の様子を発表する。(眞尾敦)