児童が景観学習 中札内小
【中札内】村内の小学6年生を対象にした景観学習が3日、中札内小学校で開かれた。35人の児童は学校周辺を巡りながら、気に入った景色をカメラで撮り、景色を守るために大切なことを発表した。
十勝シーニックバイウェイ南十勝夢街道、村景観まちづくり委員会(金澤和彦会長)の主催。村の景観を考える機会を作ろうと、今年で4回目を迎えた。
北海道開発局の職員がシーニックバイウェイ、金澤会長が景観の魅力について説明した後、児童たちは校外へ。7班に分かれ、道の駅なかさつないや校庭などを回り、噴水や日の光に照らされた林、景色が反射する池などを撮影した。
児童は学校に戻ると、数枚から一番好きな写真を選び、理由などを発表。中札内小6年の須貝亮太君(10)は「改めて村を見ると見渡す限りきれいで、ここで生まれて幸せ。定期的に村を掃除したい」と話していた。(深津慶太)