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新小麦の解禁祝う パンで「乾杯」 競馬場でイベント

正午の解禁に合わせて午前11時45分からベビーパンの無料配布が行われた

 その年に取れた新小麦でパンを作る企画「とかち小麦ヌーヴォー」の解禁イベントが23日、帯広競馬場で開かれた。無料配布されたパンを掲げ、「乾杯」の掛け声とともに、今年の小麦の豊作、解禁を祝した。

 生産者、パン店、農産物卸のアグリシステム(芽室町)でつくる小麦ヌーヴォー委員会(委員長・伊藤英拓アグリシステム専務)の主催で、今年で4年目。この日は同敷地内で行われた「ばんえい文化祭」に合わせて実施された。全国で約330店のパン屋が参加し、同日からそれぞれ販売を開始した。

 イベントでは、今年の小麦の品質について、同委員会から「香りが強い、良い品質のものができた」と紹介され、新小麦で作るパンの魅力の説明も行われた。正午の解禁時刻に合わせて満寿屋商店のベビーパンを500個配布。カウントダウンして“小麦ヌーヴォー乾杯”のかけ声に合わせて、来場者はパンを掲げて祝った。

 伊藤委員長は「初年度はパン屋の参加が150店だった。年々参加店が増えてうれしい。生産者とパン屋、消費者をより近づけるイベントとして来年も力を入れていきたい」と話した。(牧内奏)

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  • 正午の解禁に合わせて午前11時45分からベビーパンの無料配布が行われた

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  • ベビーパンを片手に小麦ヌーヴォーの解禁を祝した

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  • 主催者の「乾杯」のかけ声で小麦ヌーヴォーの解禁を祝した

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