高校生らが工事現場でインターンシップ学習
【音更】管内の高校生らを招いた宮坂建設工業の就業体験学習が、町内の音更川音更築堤災害復旧工事の現場内で行われた。
同社がこれからの建設業界を担う高校生らに仕事の魅力を伝えるため、毎年開いている。
今回は8月23日から25日まで、帯広農業高農業土木工学科の2年生3人に加えて、同24、25日の2日間で札幌工科専門学校測量情報科の1年生1人が参加。参加した学生らは現場見学に加え、道路を実際につくると想定した測量計算や、工事を行う前に正確な設計位置を出すための「丁張り」などの作業を行った。ICT(情報通信技術)を搭載した重機やドローン撮影の様子なども見学した。
札幌工科専門学校の小林知弘さん(22)=池田町出身=は「実際の作業工程を知りたくて参加した。学校では習っていないことを多く経験できて良い勉強になる」と話していた。(中島佑斗)