身振りでプレゼン分かりやすく 広尾高で就業体験発表会
【広尾】広尾高校(皆添英二校長、生徒131人)の2年生が町内事業所などで行った就業体験について発表する「インターンシップ発表会」が22日、同校で開かれた。
貴重な就業体験を発表することで、自らの理解を深めたり、発表力を養ったりするとともに、発表を聞くことで将来の進路選択に生かしてもらおうと開いている。同校1、2年94人、広尾中2年56人、広尾小6年36人が参加した。
この日は、就業体験を行った16人が4つのブースに分かれ、発表者、進行役、パソコン操作など役割を分担して発表した。
「声と、身ぶり手ぶりを大きくするよう心掛けた」という、南十勝環境衛生センターでの体験を発表した中里翔君(17)は、両手を広げたり、回したりしてアピールした。難しい言葉を伝えるときは、クイズ形式にするなど、聞き手が覚えやすいよう工夫した。
発表を聞いた広尾中2年の湯本紅羽さん(13)は「クイズやグラフを用いた説明が分かりやすかった」と話していた。(石原秀樹通信員)