大樹高PTA学校祭出店
【大樹】大樹高校のPTA(出村欣敬会長)は9日、同校で開かれた学校祭に飲食店とフリーマーケットを出店した。父母会が学校祭の盛り上げに一役買うもので、昨年度に続く2回目の出店。収益金は被災地に寄付するほか、生徒会にも贈る。
今回は学校祭2日目のイベントコーナーに出店。会員20人が参加し、フライドポテトを100円、PTA会員や地域から提供を受けた雑貨や日用品などを数百円で販売した。同日は晴天に恵まれ、調理を担当したメンバーは汗だくになりながらフライドポテトを揚げていた。
昨年は熊本地震が発生したことから、収益金の3万円は被災地に寄付した。今年は大雨被害のあった九州に寄付するほか、同校生徒会にも贈り、活動を援助することにしている。
出村会長は「PTA活動は地域の人とのつながりが生まれる。今後も出店を継続し、子どもたちにPTAの活動を見てもらうことで、将来地域に貢献する活動に取り組んでもらえれば」と話していた。
学校側は「父母の皆さんが出店し一緒に盛り上がることで、子どもたちも喜んでいた」と話していた。(伊藤亮太)