帯広信金の看板撤去始まる 落下問題受けて
帯広信用金庫東支店の大型看板が落下した問題で、同信金は26日、予定している十勝管内26店舗での看板撤去作業に入った。初日は本店(帯広市西3南7)の2基を、業者が重機などを使って撤去した。同信金によると、対象店舗での作業は5月中に完了の予定。
同信金は4月10日に発生した東支店の看板落下を受け、管内全33店舗の緊急点検を実施。異常は見つからなかったが、「住民の不安を取り除くために」と新築などを除く26店舗(28基)の看板撤去を決めた。
電信通支店については、所有する商店街側と協議する。
このうち本店には看板2基が設置されており、作業員がこの日、電気系統の配線を切断した後、重機などを使って撤去した。
撤去後の店舗には今後、高さが低く安全性の高い看板を設置する予定という。八木智総務部長は「点検などの安全管理を徹底し、信頼回復につなげたい」と話している。