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利用者前年比1000人増 本別町体力増進センター

ウオーキングマシーンを使う利用者。左奥はスポーツ推進員の我妻さん

器具充実 時間延長が人気
 【本別】町体力増進センター(町北2)の今年度の利用が好調だ。昨年4月から12月までの利用者は約6800人で、前年同期より1000人ほど多い。健康意識の高まりに加え、運動器具の充実や開館時間の延長、指導員の配置などが要因とみられている。

 速度やコース設定を選択できるウオーキングマシーン6台、学校運動部の選手にも対応できるエアロバイクや筋力トレーニング器具、卓球台3台、トランポリン、2階にはフロア外周にウオーキングコース、ストレッチスペースが備わる。

 今年度から仕事帰りの利用者に配慮し、平日は午後9時まで、開館時間を1時間延長。昨年5月にはスポーツ振興くじ助成金を活用して新たなウオーキングマシーン3台を導入、同8月からは月3回、町スポーツ推進員が配置され、希望に応じて運動指導を行っている。

 好調な利用について所管する町教委は「健康志向の高まりのほか、新たな器具なども影響しているのではないか」とみる。

 トランポリンなど遊び感覚で楽しむ学校帰りの子どもたち、健康やリハビリを目的にした高齢者、運動不足解消が目的の一般成人など利用はさまざま。アスリートたちの練習の場にもなっている。

 21日午前は町内の木下啓子さん(81)、二ツ山房子さん(78)が卓球を楽しんでいた。夏はパークゴルフ、冬はウオーキングという長年の日課だったが、寒さもあり、今冬から体力増進センターに通っている。2人は「午前はほぼ毎日通い、ピンポンをしている。楽しいし健康にもいい」と話す。

 スポーツ推進員の我妻勇次さんは「初めて使う器具や鍛えたい体の部位など、目的に合わせてアドバイスをしている」と話し、利用を呼び掛けている。

 体力増進センターの冬(11月~4月末)の利用は、町内大人200円、同65歳以上150円、小・中・高生は無料。割安な1カ月券(大人2000円、65歳以上1500円)もある。月曜定休。問い合わせは町体育館内スポーツ担当(0156・22・2331)へ。(木村仁根)

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