フライト体験も ドローン専門店が帯広にオープン
小型無人飛行機「ドローン」の専門店「AIRSTAGE(エアステージ)帯広店」(沼田貴志支店長)が17日午前10時、帯広市西5南13にオープンした。国内最大級のドローンの展示販売スペースを持つほか、店内でフライト体験も可能で、帯広からドローン文化を発信する。
AIRSTAGE(本社釧路管内弟子屈町、久保直人社長)は、ドローンのメーカーとして世界トップシェアのDJI(中国)の正規代理店。これまでは卸売や通信販売を中心に行っており、店舗を構えるのは初めて。広大でドローンを飛ばしやすい土地柄や、農業用ドローンの需要を見込み帯広に出店した。
店舗は3階建てで、延べ床面積は約400平方メートル。空撮用機種のほか、農薬散布用、コンパクトに折りたたみができる機種など約30点を扱うほか、フライト体験ができるエリアや、初心者講習、育成プログラムなどを実施する講習スペースを確保している。
この日は午前10時からテープカットが行われ、久保社長が「帯広から日本中にドローンを発信していく場所にしたい」とあいさつ。開店直後に訪れた市内のデザイナー藤本健太郎さん(43)は「帯広にこのような施設ができるのはすごい。初心者講習に参加してみたい」と話していた。
営業時間は午前10時から午後6時。日、月曜定休。
(中島佑斗)