十勝牛とろ丼2年連続3位 ご当地どんぶり選手権
【東京】「全国ご当地どんぶり選手権」の結果発表と表彰式が15日、都内で開かれ、十勝スロウフード(清水町、藤田惠社長)が製造する「十勝牛とろ丼」が2年連続で3位に輝いた。過去最高の昨年と同順位で、上位5つの丼に与えられる来年の同選手権のシード権も獲得した。
「ふるさと祭り東京2017-日本のまつり・故郷の味」(実行委員会主催)のメインイベントで、東京ドームで開催。全国の特産品を盛ったご当地丼15種類がエントリーし、7~15日の9日間、来場者の試食・投票で「ナンバーワン丼」を競った。
期間中計約40万人が訪れる人気イベントで、最終日も順番待ちの列ができた。表彰式では2つのシード丼が6位以下になる“波乱”も。「十勝牛とろ丼」は4年連続のエントリーで、フレーク状の牛肉をご飯に載せた個性派丼としてアピールし、見事に上位入賞を果たした。
ステージに上った藤田社長は、牛とろ丼の取り組みを応援し、昨年末に死去した清水ドライブイン運営の山下観光社長だった故野崎勝敏さんの写真を掲げ、「清水町は昨年台風などで大変な1年だったので、本当にうれしい。来年も頑張りたい」と話した。
グランプリ・観光庁長官賞は、2年連続で「八戸銀サバとろづけ丼」(青森県)が輝き、2度のグランプリ受賞で「殿堂入りどんぶり(殿丼)」を果たした。(原山知寿子)
◆全国ご当地どんぶり選手権について
・全国ご当地どんぶり選手権-ふるさと祭り東京公式ホームページ