サンタメール１万８０００通発送 広尾
郵便局にサンタメールを託すサンタ姿の町職員とさーたちゃん
【広尾】広尾サンタランドから届くクリスマスカード「サンタメール」の発送が２０日、始まった。今年は約１万８０００通が町内をはじめ、全国、海外に送られる。
サンタメールは、差出人のメッセージと、絵本作家永田萌さんのイラストが描かれたカード。町ノルウェー・オスロ市からサンタランドに認定されたのをきっかけに、町北方圏交流振興会（会長・村瀬優町長）が１９８５年から始めた。
ここ数年発送数が低迷しており、事業運営が厳しくなっている。新たにふるさと納税寄付者への発送、北海学園大の研究室と協力し発送数増加策の検討などを行ってきたが、今年も昨年の１万８４８６通より若干少なくなる見込み。
２０日はサンタクロースに扮（ふん）した町職員と広尾サンタランドのキャラクター「さーたちゃん」が広尾郵便局にサンタメールを持ち込み発送を依頼した。町内、道内、道外、海外と４回に分けて発送作業を進め、２４日までに届くという。
同振興会事務局は「受け取った人に楽しいクリスマスを過ごしてほしい。発送数を増やすため、魅力的なメールづくりや効果的な周知方法などを考えたい」としている。（伊藤亮太）
