冷え込みぐんと 帯広氷点下17度 12地点で今季最低
上空の寒気や、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で、17日の十勝地方は8観測地点で最低気温が氷点下20度を下回る冷え込みとなった。
最も低かったのは陸別の氷点下24・2度で、帯広は同17・8度。陸別や帯広を含む12地点で今季最低を更新した。
陸別の最低気温は平年より8・4度、帯広は8・2度低い。この寒さで、帯広市内の札内川には氷の塊が流れ、川霧との“共演”が見られた。
帯広測候所によると、寒気が抜けるため、18日は気温が上昇。帯広の最高気温は7度と予想している。最低気温は氷点下11度。(池谷智仁)