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10月中旬にも通行再開へ 清水の国道38号

通行再開に向けて仮橋が架けられた国道38号の小林橋。上は道東道(6日午後2時ごろ、清水町。金野和彦撮影)

 台風10号の影響で通行止めしている国道38号の清水町南4条~同町羽帯間(5・2キロ)で、復旧工事が進んでいる。落橋した小林橋で仮橋の設置が終わり、この先1週間程度で通行再開できるとみられている。

 国道38号の同区間は、清水町市街の東側と同町羽帯地区を結ぶ。大雨で増水した川により小林橋の落橋や清見橋の一部流失が起き、8月30日から通行止めしていた。清水、新得と帯広方面をつなぐ幹線で、通勤や買い物には遠回りや無料措置中の道東自動車道を使うなど住民生活に影響が出ていた。

 復旧工事は、両橋の場所に仮橋を架けて車両が通せるように応急措置を取った。6日も現地では、仮橋や取り付け道路の舗装工事が行われた。

 清水町の高薄渡町長は同日の町議会で開通時期について「今月中旬までに」との見通しを語った。地元関係者は「工事の進捗(しんちょく)状況を見ると、あと1週間程度で通れるのではないか」とし、早ければ14日にも再開できるみている。

 台風被害を受けた同国道は狩勝峠が9月11日に通行を再開した。管内に関係する国道の通行止め区間は274号日勝峠(39・5キロ)だけとなる。
(安田義教)

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